BIDS Helper (BI Development Sutudio のアドインツール) - その2 : SSIS 側のお勧め機能

今回も引き続き「BIDS Helper」のご紹介です。
「BIDS Helper」は CodePlex で公開されている BI Development Sutudio のアドインツールです。

http://www.codeplex.com/bidshelper/

機能リストはここ↑を見てください。
私がお勧めの機能だけ、簡単にご紹介します。今回は SSIS 側の機能です。

・Create Fixed Width Columns
 形式が"固定幅"のフラットファイル接続マネージャの、列の定義を Excel スプレッドシート(の一部分)のコピー&ペーストで行えます。便利です。

・Non-Default Properties Report
 SSAS と同じです。デフォルト指定以外のプロパティをリストアップしてレポートしてくれます。
 設定のチェックにどうぞ。

・Sort Project Files(Sort By Name)
 SSIS パッケージを名前順にソートしてくれます。
 既定では、SSIS パッケージは作成順に並んでしまいます。
 これが気に入らない場合は、プロジェクトファイル(*.dtproj)のこの部分↓の順番を入れ替えれば整理できます。



Package1.dtsx
Package1.dtsx



Package2.dtsx
Package2.dtsx


 これがちょっと面倒な作業でしたがこの「Sort Project Files(Sort By Name)」があれば 1 クリックで終了です。便利です。

SSIS Performance Visualization(Execute and Visualize Performance)
 SSIS パッケージを実行して、パフォーマンスをビジュアル化してくれます。
 ※多くの情報が取得できます。詳細は上記 URL からご確認いただけます。

こんな感じです。
特に「SSIS Performance Visualization」は強力です。

※Pipeline Component Performance Breakdown
 SSIS パッケージを実行して、「データ変換タスク」の内部のコンポーネント単位で時間を計って表示してくれるようなのですが...
 日本語環境だからなのか、正しく動作してくれません。